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RecoveryFox AI 製品マニュアル
データ復元をもっと安全、もっとスマートに!
PART 3. インターフェースとボタン
3.2 スキャンインターフェース
RecoveryFox AIのスキャンプロセスは、クイックスキャンとAIスキャンで構成されます。
クイックスキャン
クイックスキャンは、最近削除されたファイルを元のファイル名とフォルダ構造で復元するのに最適です。データ復元プロセスを開始するたびに、RecoveryFox AIは自動的にクイックスキャンモードを開始します。通常、数秒から数分で、素早く徹底的なスキャンを実行します。スキャン結果は、「ファイルパス」タブの「クイックスキャン」専用フォルダに保存されます。
クイックスキャンが完了すると、AIスキャンが自動的に開始されます。
AIスキャン
RecoveryFox AIは、高度で洗練されたAIアルゴリズムを使用して、データ紛失の原因に関わらず、完全に上書きされていない限り、失われたデータの欠片を識別し、完全なファイルに再構築できます。また、簡単に検索できるように、ファイルは種類別に整理されます。
- スキャンステータスバー
スキャンインターフェースの下部には、スキャンの進行状況をパーセンテージで表示するプログレスバーがあります。また、検出されたファイル数と、復元対象として選択したファイル数も表示されます。
「一時停止」ボタンと「停止」ボタンをクリックすることで、いつでもスキャンを一時停止または停止できます。
「戻る」をクリックして起動インターフェースに戻り、ファイルの場所を再選択することができます。
「データ復元」をクリックすれば、復元プロセスを開始できます。
- スキャン結果メニュー
RecoveryFox AIは、スキャン結果を「パス別」と「種類別」の2つの主要な方法で整理します。
メニューオプション1:パス別
「パス別」タブでは、実行されたスキャンの種類(クイックスキャンとAIスキャン)に基づいて結果がフォルダに分類されます。
クイックスキャンフォルダでは、検出されたファイルは元のファイルパス(存在する場合)またはストレージデバイス上で検出された場所によってさらに整理されます。
AIスキャンフォルダ内のファイルは種類別にグループ化されています。さらに、RecoveryFox AIは、Word文書、PPTファイル、ZIPアーカイブなど、様々なファイル形式から埋め込みコンテンツを検出し、復元できます。検出された埋め込みファイルは、以下の2つの専用フォルダに分類されます。
- 圧縮ファイル内のサブファイル
- ファイル内のサブファイル
この2つの専用フォルダを活用することで、埋め込みコンテンツがあるファイルの復元プロセスを簡易化できます。
メニューオプション2:種類別
「種類別」タブでは、元の場所やスキャン方法に関係なく、検出された全てのファイルが種類と形式に分類されます。
RecoveryFox AIは現在、500以上のファイル形式をサポートしており、以下を含む幅広いファイル種類をカバーしています。
- ドキュメント
- 画像
- カメラ
- 3Dモデルファイル
- オーディオ
- ビデオ
- アーカイブ
- データベース
- 実行ファイル
- ウェブファイル
- 電子書籍
- 設定ファイル
- バックアップファイル
- ディスクイメージ
- フォント
- ゲーム
- 仮想化ソフトウェア
- スマホ
- 地図
- プリセット
- その他
種類、日付、サイズで結果を絞り込む
左側のパネルでパスと種類から復元したいファイルを特定できるほか、フィルタを使って検索結果を絞り込むこともできます(この機能は、スキャンプロセスを停止または完了した後にのみ使用できます)。
フィルタオプションは次のとおりです。
- ファイル日付フィルター:最終更新日に基づいてファイルをフィルタリングします。最近編集されたファイルや古いファイルをすばやく見つけることができます。
- ファイルサイズフィルター:KBからGBまでのサイズ範囲を指定して結果を絞り込むことで、大きなファイルや小さなファイルを見つけやすくなります。
ファイル名が分かればなお簡単です!検索バーにファイル名またはキーワードを入力するだけで、RecoveryFox AIが瞬時にターゲットのファイルを検索し、驚くほど高速に復元できます。
ヒント
失われたファイルの元の場所がわかっている場合は、「パス別」タブを使用して、ファイルが保存されていた特定のフォルダに移動し、ファイルを探します。
特定の種類のファイルを探している場合は、「種類別」タブを使用して、ドキュメント、画像、動画などを素早くフィルタリングして見つけます。
どのスキャン方法でファイルが検出されたか不明な場合は、「パス別」タブの「クイックスキャン」フォルダと「AIスキャン」フォルダの両方を確認してください。